本記事は、
- 日本代表の過去のワールドカップの対戦結果の傾向が気になる。
- 日本代表の今後のワールドカップを予想したい。
など「サッカー日本代表のW杯における相性の良い相手・悪い相手を知りたい」という方に必見の内容となっています。
今回は日本代表が初めてW杯出場を果たした1998年フランス大会~2018年ロ日本代表はどこに強い?シア大会までの結果をまとめてみました!
サッカーをあまり知らない人でも一目で分かるので、是非今後のサッカー観戦の参考にしてみて下さい!
もくじ
日本代表・ワールドカップの過去の成績一覧。
1998年・フランスW杯
対戦国 | スコア |
アルゼンチン(南米) | 0ー1●(負け) |
クロアチア(欧州) | 0ー1●(負け) |
ジャマイカ(アフリカ) | 1ー2●(負け) |
日本代表が初めてW杯出場を果たした歴史的な1998年フランス大会。
中山雅史選手がジャマイカ戦でW杯初ゴールを挙げるも、結果は0勝3敗。
グループリーグ敗退。
2002年・日韓W杯
対戦国 | スコア |
ベルギー(欧州) | 2ー2△(引き分け) |
ロシア(欧州) | 1-0○(勝ち) |
チュニジア(アフリカ) | 2ー0○(勝ち) |
トルコ(欧州) | 0ー1●(負け) |
日本・韓国共同開催となった2002年のW杯。
日本代表は、シドニー五輪世代の中田英寿・松田直樹・宮本恒靖、小野伸二・稲本潤一・中田浩二らの黄金世代を中心に見事2勝1分でグループリーグを突破。
決勝トーナメント1回戦で惜しくもトルコに敗れベスト16で敗退。
2006年・ドイツW杯
対戦国 | スコア |
オーストラリア(アジア) | 1ー3●(負け) |
クロアチア(欧州) | 0ー0△(引き分け) |
ブラジル(南米) | 1ー4●(負け) |
中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一、宮本恒靖、高原直泰etc...史上最高メンバーで挑んだ2006年ドイツ大会。
しかし初戦の逆転負けから流れを取り戻す事は出来ずに、結果は1分2敗。
グループリーグ敗退。
2010年・南アフリカW杯
対戦国 | スコア |
カメルーン(アフリカ) | 1ー0○(勝ち) |
オランダ(欧州) | 0-1●(負け) |
デンマーク(欧州) | 3-1○(勝ち) |
パラグアイ(南米) | 0-0△(PK負け) |
大会直前で中心選手の中村俊輔を外し、本田圭佑をワントップで起用するという戦術で挑んだ2010年南アフリカ大会。
守備的なカウンターサッカーが功を奏し、2勝1敗でグループリーグを突破。
決勝トーナメント1回戦で惜しくもパラグアイにPK戦で敗れベスト16で敗退。
2014年・ブラジルW杯
対戦国 | スコア |
コートジボワール(アフリカ) | 1ー2●(負け) |
ギリシャ(欧州) | 0-0△(引き分け) |
コロンビア(南米) | 1-4●(負け) |
本田圭佑(ACミラン)、香川真司(マンチェスターU)、長友佑都(インテル)ら多くの海外組を主力に擁し挑んだ2014年ブラジル大会。
大会最高位の更新が期待されていたが、初戦の逆転負けが尾を引き結果は1分2敗。
グループリーグ敗退。
2018年・ロシアW杯
対戦国 | スコア |
コロンビア(南米) | 2ー1○(勝ち) |
セネガル(アフリカ) | 2-2△(引き分け) |
ポーランド(欧州) | 0-1●(負け) |
ベルギー(欧州) | 2-3●(負け) |
大会直前の代表監督辞任騒動が冷めやらぬ中、西野監督が率いる新生日本代表が挑んだ2018年ロシア大会。
W杯史上初となるアジアチームでの南米撃破を成し遂げ勢いに乗ると、1勝1分け1敗でグループリーグを突破。
決勝トーナメント1回戦では、当時FIFAランク3位の優勝候補ベルギーを相手に2点のリードを奪うものの痛恨の逆転負けを喫し、ベスト16で敗退。
日本代表はどこに強い?過去の大会における対戦国の相性は?
今までの6大会を振り返ると対戦相手は、
①アフリカチーム
②欧州チーム
③南米チーム
大きく分けるとこの3つ。
過去6大会のワールドカップでの戦績による各チームとの相性は以下の通り。
アフリカチーム(やや優勢)
・アフリカチームとのワールドカップでの戦績は以下の通りです。
通算勝敗 | 2勝1分2敗 |
通算得点 | 7点 |
通算失点 | 6点 |
通算得失点 | +1点 |
日本代表のアフリカチームとの通算勝敗は2勝1分2敗と互角、得失点は+1点と日本がやや優勢となっています。
身体能力に優れているが組織力の脆さが目立つアフリカチーム。
組織力を武器とする日本代表には相性が良く、日本代表が主導権を握るゲームが多いです。
欧州チーム(やや劣勢)
・欧州チームとのワールドカップでの戦績は以下の通りです。
通算勝敗 | 2勝3分4敗 |
通算得点 | 6点 |
通算失点 | 7点 |
通算得失点 | -1点 |
日本代表の欧州チームとの通算勝敗は2勝3分4敗、得失点は-1点とやや劣勢となっています。
高い組織力をベースに戦う欧州チームは、まさに日本代表が目指すチームスタイル。
同じスタイルともあり相性が良く、欧州の強豪国であっても善戦するゲームが多いですね。
南米チーム(圧倒的に不利)
・南米チームとのワールドカップでの戦績は以下の通りです。
通算勝敗 | 1勝4敗 |
通算得点 | 4点 |
通算失点 | 10点 |
通算得失点 | -6点 |
日本代表の南米チームとの通算勝敗は1勝4敗、得失点は-6点と日本が圧倒的に不利となっています。
組織力に対しては強みを持つ日本代表ですが、
「個の力」には弱い。
という弱点を持っています。
サッカーにあまり詳しくないという方は「個の力ってなに?」と思われているかもしれませんが、
メッシやネイマールが個人技でゴリゴリ攻めてくる。
分かりやすく言えばこれが「個の力」です。(笑)
組織力で守る日本代表からすると、1人1人の能力の高さを活かし個の力で攻めてくる南米チームは大の苦手。
2022年・カタールW杯の予想は?
※対戦国が決まり次第、2022年・カタールW杯の予想を掲載します※
まとめ
日本代表の過去のワールドカップの成績から、
①アフリカチームにはやや優勢。
②欧州チームにはやや劣勢。
③南米チームには圧倒的に劣勢。
という事が分かりました。
もちろんFIFAランクが最も有効な指標になるのですが、地域別で見ても結果に傾向が現れています。
特に南米チームへの苦手意識は著しく、ワールドカップの舞台では1勝しか挙げられていません。
今後のワールドカップでこれらのジンクスを打ち破るためにも、また皆さんで日本代表チームを応援しましょう!
では、今回は以上です。
最後まで閲覧頂き、ありがとうございます!
-
【サッカーW杯】歴代日本代表の国内組・海外組の割合をポジション別にまとめてみた!【全7大会から】
・国内組 ⇒国内のJリーグでプレーする選手のこと。 ・海外組 ⇒海外のリーグでプレーする選手のこと。 ...
続きを見る