サッカーの試合を見ていると、必ずと言っていいほどに毎試合の中で見受けられる「アピール行為の数々」
・手を挙げて”何か”をアピールしたり。
・”大袈裟に”痛がって倒れ込んだり。
などサッカー経験者にはお馴染みのアピール行為であっても、サッカー未経験者であれば、
「一体、何をアピールしているのか分からない...(?)」
と思っている方も多いのではないでしょうか。(笑)
そこで今回はサッカー歴20年の自分が、サッカー選手が試合中に見せるアピール行為の意味をそれぞれ簡単にまとめてみました!
是非今後のサッカー観戦の際の参考にしてみて下さい!
もくじ
【アピール】サッカー選手が試合中に「痛い痛い」「手を挙げる」その意味は?
得点が決まった時に相手のDF・GKが手を挙げる。(オフサイドアピール)
サッカー選手が試合中に見せるアピール行為1つ目は、「手を挙げてオフサイドアピール」
オフサイドはサッカーにおける反則プレーの1つで、簡単に言うと、
守備側の最後尾の選手より、ゴール側でパスを受けてはいけないというルールです。
反則プレーなので、もちろん得点前にオフサイドがあればゴールは無効になります。
なのでゴールを決められた時は、
「今のゴール、オフサイドは無いのッッ!??」
という期待を込めて、選手は審判に手を挙げて必死にアピールします。
残念ながら、オフサイドアピールをしても審判の判定がそれで覆ることは無いのですが...
プロでもやっている人が本当に多いですね。
その無駄なオフサイドアピールは要らんからボールを追えよ………。
— 上新庄麿@観戦意欲喪失中 (@liv1892_ks1922) 2018年9月8日
コートの外にボールが出た時に手を挙げる。(マイボアピール)
※下動画の0:36あたりから※
サッカー選手が試合中に見せるアピール行為2つ目は、「手を挙げてマイボアピール」
サッカー部あるあるでも度々特集されている、通称「マイボ」。(笑)
マイボールの略で、コートの外にボールが出た時に、
「自分達のボールだよねッッ!」
と審判に向けて手を挙げてアピールすることを指します。
明らかにどっちがボールを出したか分かる時はマイボアピールはしませんが。
選手が密集していて、どっちのチームがボールを出したか分からない時は両チームから「マイボ!」の嵐となります。(笑)
よくサッカーの試合でボールがラインを割った時に選手が手を挙げて「マイボ、マイボ」とアピールするが、それを見て審判が「あ、君たちのボールなのね」となるとは到底ならないと思う。
— この仮説どうですか?BOT (@konokasetudoude) 2018年8月17日
味方のパスを活かせなかった時に親指を立てる。(良いパスアピール)
サッカー選手が試合中に見せるアピール行為3つ目は、「親指を立てて良いパスアピール」
これは味方からのパスを得点に繋げられなかった時に、
「得点出来なかったけど、今のお前のパス、なかなか良いパスだったぜ...」
とパスを出した味方を褒めるためのアピールです。
サッカーで決定的なパスを受けて、シュート外したにも関わらず、外した選手が親指立ててナイスパスって表現してるけど、パス出した選手を讃える前に外した事を謝れよ
— 夢楽人 (@murabit13706184) 2018年11月16日
軽い接触プレーで過剰に痛がる。(審判にファールを求めるアピール)
サッカー選手が試合中に見せるアピール行為4つ目は、「軽い接触で過剰に痛がってファールを求めるアピール」
通称、「痛い痛い」。(笑)
サッカーでは、
・キッキング
⇒相手選手を蹴ったり蹴ろうとする。
・ファールチャージ
⇒相手に過剰な力でぶつかる。
・ファールタックル
⇒ボールに触れる前に相手選手にぶつかるetc...
などといったプレーが反則に該当します。
しかし、された側が全く痛がっていないorバランスを崩していないとファールにならない事が多いんですよね。
例えば、
【相手が強くチャージをかけてきた時】
・びくともしなかった場合
⇒ファールにならない。
・痛がって倒れた場合
⇒ファールになる可能性が高い。
と判定に違いが出ます。
なので、ちょっとした接触でも「痛い痛い」と審判にアピールした方がファールを貰える可能性が高まるのでお得なんです。(笑)
分かりやすく言えば、
「俺こんな痛いことされたんだよ!?ねぇ!審判見てよッッ!!」
って感じです。(笑)
サッカー選手はいつもの痛い痛いアピールの印象が強すぎて骨折とか言われても信じられないわ
— すぎわっと(ゼルク) (@ZELK_) 2018年10月21日
プレー外の小競り合いで手・頭が触れただけで大袈裟に倒れる。(審判にカードを求めるアピール)
「ペテン師」、「上手い演技」頭突きを見舞ったナスリがヴァーディーを非難! | サッカーダイジェストWeb https://t.co/r3SpQ1XmUc #Nasri #ナスリ #LeiSev #ヴァーディー #Vardy #レスター #チャンピオンズリーグ pic.twitter.com/h4vJT4nhJl
— サッカーダイジェスト (@weeklysd) 2017年3月16日
サッカー選手が試合中に見せるアピール行為5つ目は、「プレー外の小競り合いで大袈裟に倒れてカードを求めるアピール」
上記のようにプレー中の接触で過剰に痛がることもありますが、プレー外の小競り合いでは選手は更に大袈裟に痛がって倒れます。
なぜなら、プレーに関与していない場所での接触は単なるファールではなく反スポーツ行為/暴力行為と判断されるからです。
審判が反スポーツ/暴力行為と判断すればイエローカードorレッドカードが出ます。
なので、
ちょっとした手・頭の接触でも”それが暴力行為”であるかのように見せるために、大袈裟に痛がって倒れ込むのです。(笑)
頭が触れた瞬間に選手が激しく倒れ込んだら、審判は「頭突きをしたのか?」と勘違いしますからね。
演技1つでレッドカードを獲得出来れば、その後自分のチームが有利になるので儲け物。
「サッカー=紳士のスポーツ」とは一体....(笑)
何回も言うけどサッカーの顔面に手当たってぶっ倒れるアピールは昇竜拳でも喰らわんとそうならんやろ、大袈裟すぎやろ、って
— ひろP (@hiroP_3030) 2018年6月19日
【おまけ】サッカー選手はゴールパフォーマンスも独特。
サッカー選手は何かと演技派でゴールパフォーマンスも独特ですね。
他のスポーツには無い文化だと思います。
まとめ
他の競技と比べても、サッカーは断然アピール行為が多いですね。
サッカー選手はなかなかの演技派が多いので、サッカー観戦の際は是非アピール行為にも注目してみて下さい。(笑)
では、今回は以上です!
本記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。
最後まで閲覧いただき、ありがとうございます。
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