サッカーにおいて、それぞれの選手の特性などによって分かれる「プレースタイルの数々」
各ポジションによっても違いがあり、多くのプレースタイルが存在するので、
・サッカーでのプレースタイルの違いがイマイチ分からない
・自分はどんなスタイルに向いているのか分からないetc...
などと思っている方も多いかと思います。
そこで今回は、実際のプロ選手をモデルに各プレースタイルをポジション別に簡単にまとめてみました!
【サッカー】ポジション別のプレースタイル簡単まとめ!
FW(フォワード)
①相手選手を背負ってチャンスを作り出す。
フォワードの代表的なプレースタイルの1つ目は、”ポストプレー”メインで攻撃の起点になるスタイル。
フィジカルに自信のあるor相手を背負うキープが得意な選手に適正があるスタイルです。
【求められるプレー】
①相手を背負ってボールをキープ。
②味方選手の上がりを待ってチャンスメイク。
③ゴールが近ければ、自分でターンしてシュート。
参考「大迫 勇也選手」
②前を向いて積極的に勝負するスタイル。
フォワードの代表的なプレースタイルの2つ目は、積極的に”前を向いて”仕掛けていくスタイル。
スピードに自信のあるorドリブル突破が得意な選手に適正があるスタイルです。
【求められるプレー】
①相手選手の背後を積極的に狙う。
②ボールを受けた時隙があれば、前を向いて自分で仕掛ける。
③ゴールが近ければ、自分1人でゴールまで持っていく。
参考「セルヒオ・アグエロ選手」
MF(トップ下)
①積極的にバイタルエリアに侵入していく。
トップ下の代表的なプレースタイルの1つ目は、積極的に”バイタルエリア”に侵入していくスタイル。
細かいボールタッチが得意or得点力のある選手に適正があるスタイルです。
【求められるプレー】
①攻撃時は積極的にバイタルエリアにボールを受けに行く。
②ゴールへのコースが見えれば、自分でシュートまで持っていく。
③シュートが打てなければ、味方選手にラストパス。
参考「香川 真司選手」
②正確なパスでチャンスメイク、パサースタイル。
トップ下の代表的なプレースタイルの2つ目は、正確なラストパスでチャンスメイクするスタイル。
パス精度の高さに自信のあるor視野が広い選手に適正があるスタイルです。
【求められるプレー】
①相手DFの裏に走り込む味方選手を常にチェックする。
②味方選手が抜け出すタイミングでラストパスを供給する。
③ゴールが近ければ、自分でシュートも意識する。
参考「メスト・エジル選手」
MF(サイドハーフ)
①サイドで起点となり、ゴール前に質の高いクロスを供給する。
サイドハーフの代表的なプレースタイルの1つ目は、サイドで起点となりゴール前に”質の高いクロス”を供給するスタイル。
キック精度に自信のあるorドリブルよりもキックが得意な選手に適正があるスタイルです。
【求められるプレー】
①相手選手と距離を取りながら、サイドでボールを受ける。
②ゴール前にいる味方選手からターゲットを探す。
③相手選手の背後を通す、質の高いクロスを上げる。
参考「デイヴィッド・ベッカム選手」
②サイド突破・カットインにより自分でチャンスを作る。
サイドハーフの代表的なプレースタイルの2つ目は、サイド突破・カットインにより自分でチャンスを作るスタイル。
ドリブルが得意・突破力に特化している選手に適正があるスタイルです。。
【求められるプレー】
①サイドの出来るだけ高い位置でボールを受ける。
②縦に突破or中にカットインでドリブル突破を狙う。
③ゴールに近い場合はカットインからのシュートを狙う。
参考「ネイマール選手」
MF(ボランチ)
①積極的に前線に飛び出して攻撃の起点となる。
ボランチの代表的なプレースタイルの1つ目は、積極的に前線に飛び出して攻撃の起点となるスタイルです。
攻撃力に自信のあるorボールタッチが得意な選手に適正があるスタイルです。
【求められるプレー】
①ボールを受けて前にスペースがあれば自分でボールを運ぶ。
②味方選手にボールを預けたら、ゴール前に走り込む。
③ゴール前で再びボールを受けて、ゴールを狙う。
参考「アンドレス・イニエスタ選手」
②激しいプレスで相手の攻撃の起点を潰す。
ボランチの代表的なプレースタイルの2つ目は、激しいプレスで相手の攻撃の起点を潰すスタイル。
守備力に自信のあるorフィジカルが強い選手に適正があるスタイルです。
【求められるプレー】
①相手のトップ下の選手のマークにつく。
②ボールが入ったタイミングで激しいプレスをかける。
③ボールを奪ったら素早くボールを展開してカウンターに繋げる。
参考「アルトゥーロ・ビダル選手」
DF(サイドバック)
①常に高い位置を取り、サイド攻撃の起点となる。
サイドバッグの代表的なプレースタイルの1つ目は、常に高い位置を取りサイド攻撃の起点となるスタイル。
サイドエリアでの攻撃力に自信のある選手に適正があるスタイルです。
【求められるプレー】
①攻撃時は毎回サイドハーフのフォローのため高い位置を取る。
②サイドを突破してゴール前にクロスを供給する。
③縦が切られていたら、カットインしてゴール前に侵入する。
参考「マルセロ選手」
②サイドからの相手選手の侵入を体を張って防ぐ。
サイドバックの代表的なプレースタイルの2つ目は、サイドからの相手選手の侵入を体を張って防ぐスタイル。
守備力に自信のあるorフィジカルが強い選手に適正があるスタイルです。
【求められるプレー】
①相手のサイドアタッカーのマークを離さない。
②マッチアップしたら何が何でもサイドからの突破を防ぐ。
③ボールを奪ったらすぐにカウンターに繋げる。
参考「酒井 宏樹選手」
DF(センターバック)
①ゴール前に侵入させない激しいプレスで砦となる。
センターバックの代表的なプレースタイルの1つ目は、ゴール前に侵入させない激しいプレスで砦となるスタイル。
対人守備に絶対的な自信がある選手に適正があるスタイルです。
【求められるプレー】
①相手選手の攻撃を予測する。
②自分のマーカーにボールが入った瞬間に素早くプレスをかける。
③ゴール前に侵入させないように激しいプレスをかけ続ける。
参考「カルレス・プジョル選手」
②勝負所でゴール前に侵入してゴールを狙う。
センターバックの代表的なプレースタイルの2つ目は、勝負所でゴール前に侵入してゴールを狙うスタイル。
空中戦に自信があるor得点力に優れる選手に適正があるスタイルです。
【求められるプレー】
①セットプレーやゲームの流れの中でゴール前に侵入する。
②自分をターゲットにするように味方選手に伝える。
③相手選手との競り合いを制して、シュートを狙う。
参考「セルヒオ・ラモス選手」
GK(ゴールキーパー)
①決定的ピンチを守りぬき、チームを安心させる。
ゴールキーパーの代表的なプレースタイルの1つ目は、決定的なピンチを守りぬきチームを安心させるスタイル。
【求められるプレー】
①相手選手の癖を観察する。
②相手選手と1vs1になった時は、ギリギリまで体を倒さないようにする。
③最後までボールを見て、セービングする。
参考「ジャンルイジ・ブッフォン選手」
②積極的な飛び出しで味方の負担を減らす。
ゴールキーパーの代表的なプレースタイルの2つ目は、積極的な飛び出しで味方の負担を減らすスタイル。
【求められるプレー】
①相手のロングボールに飛び出せるように高めのポジションを取る。
②DFの裏に長めのボールが出された時は、自分が飛び出して処理する。
③飛び出した時は、何が何でもボールに触ってクリアする。
参考「マヌエル・ノイヤー選手」
まとめ
以上が、サッカーの各ポジションの簡単なプレースタイル一覧になります。
ドリブルが苦手な選手にはドリブラースタイルは向いていないですし、
守備が得意な選手には攻撃的なスタイルはマッチしないと思います。
本記事が皆さんのサッカーライフの参考になれば幸いです!
では、今回は以上です!
最後まで閲覧頂き、ありがとうございます。